PROFILE
佐藤 友祈(パラ陸上)
2010年、脊髄炎が原因で車いす生活に。ロンドン2012パラリンピックをテレビで見たことをきっかけに、陸上競技を始める。
2015年世界選手権400m(T52)で初の世界タイトル。翌年リオ2016パラリンピックに挑み400m/1500mの二種目で銀メダルを獲得。以降2017年世界パラ陸上選手権、2019年世界パラ陸上選手権ともに400m/1500mで二冠達成、東京2020パラリンピック日本代表に内定。
2021年1月にプロ転向を発表し株式会社モリサワ(大阪市浪速区)と所属契約を締結。新聞の対談企画で新しい地図の香取慎吾さんに命名いただいたチーム名“prierONE"(プリエワン)としてコーチ、メカニック、トレーナー、所属企業、応援してくださる皆様と共に常に世界のトップを走り続ける。
2021年8月、1年延期された東京2020パラリンピック 400m/1500mに出場。リオ2016パラリンピックにて後塵を拝したレイモンド・マーティン選手(アメリカ代表)と両レースともまさに死闘を演じ、400mはラスト15mで差し切り金メダル。続く1500mは持久戦の末に振り切り金メダル。出場2種目でパラリンピックレコードを更新し金メダル二冠を達成、東京2020オリンピック・パラリンピックを通じて新国立競技場(オリンピックスタジアム)のセンターポールに日の丸を掲げた唯一のアスリート。
戦歴
■ 2021年
東京2020パラリンピック競技大会400m/1500m 金メダル
第32回日本パラ陸上選手権大会 400m/1500m 優勝
ジャパンパラ陸上競技大会 400m/1500m 優勝
■ 2020年
第31回日本パラ陸上選手権大会 400m/1500m 優勝
■ 2019年
世界パラ陸上競技選手権大会(ドバイ) 400m/1500m 優勝
Canberra International Track Meet(オーストラリア)
800m/5000m 世界記録更新・日本記録更新
■ 2018年
インドネシア2018アジアパラ競技大会 400m/800m 優勝
ジャルジャ国際大会 100m3位/400m/1500m 優勝
Swiss National 400m/800m 優勝
Nottwil IPC Atletics Grand Prix 400m/1500m 優勝
Daniela Jutzeler Memorial 400m/1500m 優勝
ジャパンパラ陸上競技大会 400m/800m/1500m 優勝
日本パラ陸上競技選手権大会 400m/800m/1500m 優勝
関東パラ陸上選手権大会 400m/1500m 優勝 世界記録更新
大分国際車いすマラソン大会 総合優勝
長野車いすマラソン大会(T52) 優勝
■ 2017年
世界パラ陸上競技選手権大会(ロンドン) 400m/1500m 優勝
Desert Challenge 400m/800m 優勝
Dubai 2017 World Para Athletics GP 400m/1500m 優勝
日本パラ陸上競技選手権大会 100m/400m/800m/1500m 優勝
関東パラ陸上選手権大会 100m/400m/1500m 優勝
大分パラ陸上2017 100m/400m/800m 優勝
■ 2016年
リオ2016パラリンピック競技大会 400m/1500m 銀メダル
ジャパンパラ陸上競技大会 100m/400m/1500m 優勝
日本パラ陸上競技選手権大会 100m/400m/1500m 優勝
■ 2015年
IPC陸上競技選手権大会 400m優勝/1500m銅メダル
ジャパンパラ陸上競技大会 100m/400m/1500m 優勝
日本パラ陸上競技選手権大会 100m2位/400m/800m/1500m 優勝
■ 2014年
日本パラ陸上競技選手権大会 800m2位/400m/1500m3位/
大分国際車いすマラソン大会(ハーフ) 優勝
400m: 55.13(世界記録)
800m: 1:51.57(世界記録)
1500m: 3:25.08(世界記録)
5000m: 12:27.54(世界記録)