研究結果
日本睡眠科学研究所は、ヒトの体と眠りの関係を探求しながら1人ひとりに最適な寝具の開発を進めています。
質の高い眠りを得るためには、自分の体重・体型に合った枕と敷き寝具を選ぶことが大切です。当研究所では、この条件をより簡単に満たすことのできる機能性寝具の開発を進めるとともに、独自に開発した寝姿勢を測定できる機器や体圧分布測定器を所有し、1人ひとりに合った枕と敷き寝具選びをサポートしています。
その良質の眠りは、東京有明医療大学・福林特任教授と日本睡眠科学研究所の協同研究によって実証されました。
[エアー]は、点で支えるウレタン凹凸構造に工夫を加えることで、寝返りもしやすく、しっかり体を支えてくれます。マットレスが柔らかすぎても硬すぎても体へのストレスになりますが、[エアー]は身体へのストレスが少なく、ラクに眠れることが判ります。
寝返り時の比較データ
- 〈寝返り時の体幹部の筋活動〉
- 〈寝返り時に要する時間〉
福林 徹(東京有明医療大学 特任教授)
’72年東京大学医学部卒業と同時に、東大医学部整形外科に入局。その後、筑波大学臨床医学系整形外科、同保健管理センター、東京大学総合文化研究科教授、早稲田大学スポーツ科学学術院教授を経て、‘17年から東京有明医療大学特任教授に就任。整形外科のスポーツドクターとして、サッカー、柔道、ゴルフ、テニス等のアスリートの外傷・障害の治療と予防、リハビリテーション面で活躍中。
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コメント
寝返りする際に働く大胸筋や三角筋後部、体幹・骨盤を回旋するために重要な腹斜筋や大腿四頭筋など7つの筋の筋活動を筋電計を用いて計測したところ、([エアー]を使用した場合)筋活動は柔らかいマットレスに寝たときに比べ減少しました。また被検者へのアンケートでも[エアー]は、寝返りしやすく、動作時間も硬いマットレスや柔らかいマットレスより短くなる傾向が得られました。
(東京有明医療大学 特任教授 福林徹)